MENU

最終更新 2019年1月24日(1月29日修正)

斎藤憲:日本科学史学会会長選挙のページ

選挙のページのTOPへ戻る

学会運営について(ネット,若手,非研究者,地方在住者)

ネットへの対応(たとえば「科学史通信」を学会ホームページで閲覧など),刊行物の電子化などは遅れています.なかなか踏み切れない理由には事欠かないのですが(セキュリティの問題,学会誌については無料で電子化した場合に会員数が激減する可能性など),もはや避けて通れない課題だと考えています.

若手会員への支援はが必要です.学会の財政状態もありますので,あまり大したことは出来ませんが,全体委員会の同意が得られれば,発表の際の交通費補助などから始めていきたいと思います.

しかし,研究者のキャリアを歩む(歩もうとする)人だけでは,科学史学会はとうてい成り立ちません.それが,大学にポストを持つ専門家(とそれを目指す若手)だけで成り立つ学会との大きな違いです.そうでない多くの会員によって学会の財政は支えられています.その方々に学会は何を提供できるかを考えねばなりません.

一つ考えられるのは,年会あるいはそれに準ずる集会で,科学史の一般的な講義や最近の研究動向を報告するプログラムを組むことです.

2017年に科学史授業セミナーというものを試行しました.これを定期的に開けないか,と考えています.

研究者ではない方が聞いて科学史全体の見通しが得られるような話,それはまた,科学史の研究者でも,自分の専門以外の研究の動向が分かるような話(たとえば,数学史と生物学史の最新の展開を両方フォローしている人は滅多にいないでしょう)でプログラムを組むということです.それをまとめて教科書として出版できたら,というのは夢を語りすぎかもしれませんが.

もう一つ,学会の行事はどうしても東京,あるいは大都会に集中して,地方在住会員は会員であるメリットを感じにくいという問題を考えています.私自身,昨年半ばから地方在住となり,大都会にいないハンディを色々感じています.

まず,年会の開催場所ですが,会員が複数いる大学となると限られてしまいます.年会開催のために必要な業務(プログラムの作成など)を学会側でできるだけカバーして,会員が1人いて,会場と,当日の会場係のアルバイトの人だけ確保すれば,膨大な業務をおこなわなくとも年会を開ける態勢にしたいと考えています.

また,年会より小規模な,たとえば西日本研究大会と同程度の規模の集会を地方で開いて学会から補助することも考えられます.ただ,この集会と5月の年会と年末の西日本研究大会を全部開くと年に3回になります.発表者や参加者が確保できるか,支部例会との兼ね合いはどうなるか,など検討すべきことは色々あります.ともかく,そういう検討に踏み出したいと考えています.


ツイッターで随時発信します.


ツイッターでの発言はツイログにまとめます.一気にお読みになる方はツイログをご覧ください.

ツイログでは,ツイッターと同様,新しいものから表示されます.最初にお読みになる方は,「ツイートの並び順」で「古→新」を指定してお読みください.また,以前に読んだもの以降を読むときは「朝→夜」の指定が便利です.


本ページ更新前の文書(2018年11月8日にアップロードしたもの)

文章を見直しましたので,このページから削除しましたが,資料として残してあります.基本的な考えは変わっていません.